雪彦山 三峰東稜~地蔵岳東稜
2015年7月26日(日)
妻と雪彦山マルチピッチに行ってきました。
今回は三峰東稜~地蔵岳東稜を継続登攀です。
予定では三峰東稜から不行岳北壁 温故知新5.10bの継続でしたが、ロープワークの手際が悪く時間がかかってしまい温故知新は諦めました。
それでも三峰東稜と合わせると合計9ピッチあり簡単ではありますがこの暑さもあり結構バテました。
マルチピッチも体力勝負ですね。
三峰東稜は1ピッチ目は割と被っているので難しく2箇所程A0してしまいました(涙)
三峰東稜の感想
1ピッチ目
垂壁からボルトに沿って進むと小ハングゾーンなのでA0になる。
フリーで抜けるにはプロテクションの位置に難あり。
小ハングを 抜け浅い凹角を越えて左に数メートルトラバースし直上すると広いビレイポイントに出る。
2ピッチ目
右のクラック沿いを登り左上に見える顕著な凹角はパスして右側(ほぼ直上)の凹角を登る。
凹角が終了すると軽いブッシュ帯になり少し登るとビレイポイントに出る。
45mぐらいあり楽しいピッチだ。
3ピッチ目
ビレイポイントから直上したくなるが大きく右側に回り込み登っていく。
ラインを間違えているのかと思うぐらい一部ランナウトするが立木などに支点を取れるので安心。
だんだんブッシュがひどくなっていくが簡単なピッチなので進んでいくとビレイポイントに出る。
ここから顕著な踏み跡を辿ると三峰の頂上に出る。
三峰のコルに出る踏み跡も明瞭です。
三峰のコルからフィックスロープを使って下り踏み跡をどんどん進むとフィックスロープとピカピカの支点が現れる。
ここから40mぐらい懸垂下降し降りた所からフィックスロープや踏み跡を辿ると地蔵岳東稜の取付きにぴったり到着する。
濡れていると下りにくいと思うので細心の注意が必要。ここはアプローチシューズを履いた方が安全だ。
三峰東稜は雪彦山の初級ルートですがライン取りを間違えやすそうな印象です。
地蔵岳東稜よりはかなり難易度は高くなると思います。