雪彦山 上昇気流5.11b

2015年10月12日(月曜)
妻とHさん、私の3人で雪彦山にマルチピッチクライミングに行ってきました。
狙いのルートは地蔵正面壁 【上昇気流5.11b 4P】

取り付きまで30分ぐらい汗だくで歩き到着。
今回は妻に荷物を担いでもらって空身でトライする作戦です。

1P 28m 5.10b MOS
セッピコルネッサンス1Pと同じ取付き。
ルネッサンスと同じラインで終了点1ピン手前で右に大きくトラバースする。
空身のおかげかホールドが良く快適。
このルート全てのピッチに言えることだが、ボルド沿いに進めば迷う事は無い。

2P目 22m 5.10b MOS
下部はややランナウトしているが簡単。
上部はホールドが細く案外悪い。

3P目 25m 5.11b MOS
正面壁の中ではかなり被っているように感じる。
威圧感もありかなり難しそうだがプロテクションはしっかりしており距離もかなり近いので安心感はある
登りはじめると3ピン目ぐらいまで快適だったがそこからホールドがわかりにくく腕がパンプしてくる。
かなりヤバイ感じだったがじっくりホールドを探すと細かいながらも保持できるのがあったので何とか突破!!
小ハング上のガバを保持してビレイポイントに着く。
マルチピッチでは初の5.11bのオンサイトでした^_^

4P目 15m 5.10a + 5P目 28m 5.9 MOS
3P目のビレイポイントから少し登ると4P目のビレイポイントに出る。
ロープの流れを考えてのピッチだと思うが、ここでピッチを切らず継続して5P目も登る。
スタートから左に一直線のトラバースで高度感たっぷりで怖気持ちいい感じ。
探せばガバもしっかりあるので高さを間違えなければ快適なピッチだと思う。
最後は地蔵岳のピークに向けて一気に直上して終了。
このピッチをライン取りした設定者のセンスに脱帽です。
【上昇気流5.11b】はラインもわかり易く マルチピッチの醍醐味を味わえると思う。
フリークライマーにオススメの1本です。

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