花崗岩の季節

2010年10月1日 王子ヶ岳に行ってきました。

色々な用事を済ませ王子ヶ岳に たどり着いたのは 夕方の3時頃・・
【グリコ】に打ち込んでいる人がいたのでその廻りの易しそうな課題でアップ。
ついでに【ナテハ】も登って 【オクトパストラバース】へ移動。
この課題がある場所は日陰で気持ちよいが 猛烈な蚊の大群に悩まされる・・

【オクトパストラバース(片道)】は 残り2手が難しい。
送りか? クロスか? と悩むが クロスムーブに決めてトライ。
数回目で何とか ガバを掴む事が出来て完登出来た。

気分良く 【安藤君カンテ】に移動。

【安藤君カンテ】は 割と打ち込んでいるが登れていない。
余談ではあるが 既に靴を2足提供している(右足に穴が開いた)
夏は靴の消耗が激しく 消しゴムのカスのようにソールが減っていく・・・
なので花崗岩の季節を待っていたのです。

右手でカンテを掴み 右足で小さな粒を踏んで立ち込むバランシーな課題。
今まではなかなか粒を踏めず上手く立ち込めないで苦戦していた。
今回も一時間ほど打ち込むも 登れないのでかなり凹んでいた。
仕方ないので休憩していると スプーンカットを落としたばかりのクライマー登場。
話をしていると 【安藤君カンテ】は【グリコ】よりも簡単に感じます との事。
早速、ムーブを見せてくれたが確かにスムーズ。
いままでやっていたムーブはあっさり捨てて 同じムーブでマシンガントライ開始。
確かに今までよりも しっかり粒を踏めて上手く立ち込めるようになった。
しかし リップが上手く保持できない・・・
辺りはどんどん暗くなってきて焦ってくる・・ やばいなぁ。
マシンガントライを続けるもだんだん疲れてきて 更に暗くなってくる・・ますます焦る。
焦る気持ちをぐっと抑えて じっくりと岩を眺めてみる。
冷静になると ムーブのイメージが固まってくる。
よ~くみれば しっかりと踏めそうなフットホールドも見えてきたような感じになりトライ再開。
既に2時間程経過していて もう日暮れも近い。

これが最後と決めたトライで全てがスムーズに繋がり 執念の完登。
本日 2回目の雄叫び。 トラバース課題と違い岩の上で叫べるので最高!

感想としては 登ってしまえば確かに【グリコ】よりも簡単かも?と思ったが嬉しかった。
ちなみに 上にある粒は使ってません。

それにしても 遂に到来した 花崗岩の季節。
みんなで 楽しみましょう。

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