奥穂高岳~北穂高岳 縦走

前記事の続きです。

目が覚めると絶好の登山日和のようなので一安心。風もなくいい感じです。
朝食を済ませて軽いサブザックで出発する。
パノラマコースからみるお花畑はいい感じ。時期は過ぎているがまずまずお花も楽しめた。

s-100904-06kitaarupusu 039

パノラマコースと涸沢小屋コースとの合流を過ぎて少し登ると ザイテングラートの取り付きになる。
ザイテングラートは 岩尾根の急登で時折鎖やハシゴが出てくる。
慎重に歩けば問題はない整備されたコースです。

s-100904-06kitaarupusu 040

時折下を見ると意外と高度感があります。

s-100904-06kitaarupusu 043

ゆるゆると登っていくと穂高岳山荘に到着する。
ここでザックをデポして 奥穂高岳の山頂を目指す。
出足から急で ハシゴ、鎖の連続地帯だがすぐに普通の登山道になる。
途中 槍ヶ岳が姿を見せてくれた。ここからだと ちょっと遠い。

s-100904-06kitaarupusu051.jpg

山荘からは思っていたよりも距離があるが無事に奥穂高岳山頂に到着。

日本 3番目の標高の山に登れて満足
記念撮影するにはちょっと狭し

s-100904-06kitaarupusu 053

                景色を楽しむ妻 
s-100904-06kitaarupusu 056

              ジャンダルムに行こうとする妻(笑)  
s-100904-06kitaarupusu 064

ゆっくりした後 山荘に下る。
途中 へりの音がしたので何事かと思ってはいたがジャンダルムで人が滑落していたらしい。
あんな険しいところを歩く人がいるのかと実物を見ると改めて思う。
聞いた話やネットでの情報と違い やはり体感することは必要だと感じた。
後日 情報収集してみたが何事も無かったようなので滑落した人は無事だったのだろう。
このような事が日常であるのだろう。 私は技量にあった登山を心掛けたい。

山荘まで下りラーメン&アルファ米で昼食。 昨日の教訓で今日はしっかり食べる。
さて問題はこれからのコース取りである。
予定では 奥穂高岳往復だが面白みに欠ける。
時間も間に合いそうだし このまま北穂高岳まで縦走しようか?と妻と話し合う。
しかし地図には マークがあるので悩む・・
どうやら明日の天気は下り坂の様子だし、、ということで縦走する事に決定。

 山荘から少し登ると涸沢岳に着く。 この場所に山荘を建ててくれた人に感謝。

s-100904-06kitaarupusu 068

涸沢岳から北穂高岳までのコースは確かに歩きにくかったように感じた。
慎重に歩く場所の連続なので精神的に疲れるのでやはり要注意な場所だと思う。

s-100904-06kitaarupusu 077

涸沢岳からガスが多くなり めっきり登山者も少なくなる。
慎重に歩く、岩場のトラバースが続き疲れてくるがそれでも歩き続ける。
妻は文句も言わず黙々と歩いてくれるので大いに助かる。

s-100904-06kitaarupusu 081

長い間同じ様な道を歩き よく分からなかった南峰を越えて一気に北穂高岳山頂に到着。
晴れていれば槍ヶ岳が綺麗に見えるはずなのだが・・・ そこはガスの中

s-100904-06kitaarupusu 083

残念な記念撮影を済ませ 北穂高山荘へ移動。
ソフトクリームが無く残念・・楽しみにしてのに
仕方なく下山することにする。 
ガレガレな登山道をひたすらに下る。すぐに涸沢が見えてくるがなかなか近づかない。
途中 トリカブトがきれいに咲いていた。 
これでもかというぐらいのガレガレを やっぱりひたすらに下りやっと涸沢小屋に到着する。

よく頑張ったので ビールと おでんで妻と乾杯。

夕飯は今日も失敗・・
あまり美味しくないご飯を食べて眠る。
この日は風が凄く テントが飛ばされるんじゃぁないかと心配しながらうとうと寝る

Follow me!

前の記事

花崗岩の季節