大山 1636ピーク
2023年3月4日(土)
大山の1636ピークに行ってきました。
普段はハイキング程度の山歩きがメインなので、今回のコースはかなり緊張しました。
アイゼン・ピッケルをほぼ使わない私にはハードでしたが、景色が素晴らしかったので大満足の山行になりました。
今回のルート
大神山神社 → 救助沢 → 上宝珠越 → 1636ピーク → 象ヶ鼻 → ユートピア避難小屋 → 救助沢 → 大神山神社
この日(2023年3月4日)の駐車場代は1000円
8:00~18:30開館(この時間内はトイレ利用可)
年中無休
入館無料
この日の1636ピーク
天気もよさそうで、大山夏道は大渋滞だろうと予想して人が少なそうな三鈷峰方面を登る。
今回もやや寝坊して駐車場に到着し、8時半ごろ登山開始。
雪も減っているようで大神山神社の屋根に積もっている雪も少ない。
元谷を通過し救助沢に向かう。北壁を登るパーティーが意外と少ない。
快晴無風で快適に進む。
傾斜がきつくなりアイゼン・ピッケルに装備を変えて登る。
ピッケルの使い方や持ち方を妻に教わりながら、急斜面(自分にとっては・・)を登っていく。
雪がグサグサなので気分的に滑落の心配は感じないが、カチカチだと怖いだろうなぁと思いながら進むと上宝珠越に着く。
上宝珠越から1636ピークまでが今回の核心だった。
ピッケルとアイゼンを駆使して慎重に進む。
やっとの思いで稜線に出て1636ピークを少し超えた所で引き返す。
この時期の大山にしては珍しく晴天・無風で最高のコンディション。
象ヶ鼻付近にはバックカントリースキーの人が何組か滑っていた。
雪は重そうだったが、とても楽しそうだ。
ユートピア避難小屋で休憩して下山する。
小屋から三鈷峰方面に進み標識(棒のみ)から一直線に下る。
おそらくバックカントリーの人達が付けたトレースだと思うが、下りすぎるので軌道修正して救助沢に合流する。
気温が上がり雪の状態が悪いのでズボズボ埋まりながら堰堤まで着く。
昼過ぎても北壁にはガスもなくとても綺麗だ。
暖かくなり、雪シーズンも終わりなので冬の大山を目に焼き付けながら無事下山。
今回は私にとっては冒険要素の多い山行だった。
スノーハイクでは味わえないスリルと景色がありとても楽しい1日だった。