2009年新春登山(那岐山)
1月2日(金) 天候 雪時々曇
ファニイさん、バリ父さん、とんぼやさん、のほさん、私で那岐山に行ってきました。
岡山の山メーリングリストの「正月那岐山」企画です。
なかなか年始の予定が立たずドタ参となってしまいました。
ファニイさん申し訳ありませんでした。
自宅を午前4時半頃出発
給油を済ませいざ国道429号線へ。所々雪が降っており緊張する。
道の駅かもがわ円城を過ぎる頃は路面はややアイスバーン状態。
スピードもあまり出せないので慎重に運転して待ち合わせ場所のローソンへ。
すでにのほさんが到着しており挨拶。
ほどなくファニイさん、バリ父さん、とんぼやさんも到着する。
この時点では雪は激しく降っている。
とりあえず登山口まで移動する事になるが山の駅までの道のりで私の車が進まなくなってしまう。
仕方ないので下まで降りて駐車。バリ父氏の車で上まで向かう。
やはりチェーンはいるなぁと改めて思いながら登山支度をする。
昨年の経験から大ラッセルになると想定し準備する。
今回の服装
気温 山頂避難小屋内 0℃ 山頂付近推定 -5℃
上半身・・・ニット帽・ダイナアクションパーカー・キャプ3・フラッドラッシュスキンメッシュ
下半身・・・靴(ゴア)・わかん・雪山用靴下・スパッツ・ジオラインMWタイツ・ガイドパンツ・
カッパ下(ゴア)
第一駐車場の下から出発。
全員黙々と歩く。まだまだ快適なスノーハイク。
登山口まで到着するのにいつもよりもやはり時間が掛かる。
ここで先頭が私になりラッセル開始。ほぼ膝までのラッセルを楽しむ。
昨日元旦の登山者の踏み後らしき痕跡がうっすらとあるので迷うことは無さそう。
それでも踏み外すと深くなるので慎重にラインを選びながら登っていく。
つづら折れの道を登り高度を稼ぎほどなく大神岩へ。
予想とおり展望も無く小休止で出発する。
途中先頭を変わったりもしながら黙々と登る。
8合目標柱を過ぎ迂回路を過ぎるといよいよ稜線までの登りになる。
この辺りで少し天候が回復し滝山や街並みが見えてくる。
那岐山をラッセルしたことがある人はわかると思うがこの登りが一番つらい。
だらだらと続く登りに膝上までの雪を掻き分けピークを目指す。
写真では表せない素晴らしい展望が我々を待っている。
ここから見る那岐山の三角点ピークは非常に美しい。
雪山をやる醍醐味がこの場所にあると思うぐらい個人的には好きな場所です。
![090103nagi005.jpg](https://yamaaruki.net/wp-content/uploads/2020/06/090103nagi005s.jpg)
うっすらと標高点ピークが見える。
頑張って登り切り避難小屋を目指す。
三角点ピークから避難小屋までは想像以上に雪が深くわかんを履いていてもすっぽり埋まる。
途中避難小屋まで行くのを止めようという案が出るほど雪が多く苦戦する。
無雪期はあんなに近い避難小屋が非常に遠く感じる。
ここまでのラッセルは昨年の泉山以来だと思いながら先を急ぐ。
やっとの思いで到着しファニイ氏特製のキムチ鍋をごちそうになる。
ひたすらキムチ鍋を食し体を暖める。 ファニイさん有り難う。
美味しく鍋を頂いた後はすぐに下山。
トレースは有り難くあっという間に大神岩まで到着する。
途中道をそれて楽しんだりしながら駐車位置まで歩く。
登りの半分以下の時間で到着したので物足りない気もする。
バリ父氏の車で私の車まで送って貰い解散。
楽しく登りがいのある新春登山でした。
今回の感想
昨年の経験(2008-2/3)の経験が充分に生きた登山になりました。
5合目から上はその時よりは雪は少ないように感じました。
今回はハードシェルジャケットを初使用しました。
ソフトシェルと比較すると防水透湿性が2~3ランク上に感じます。VeryGood!
ベースレイヤーとキャプ3の相性が良く汗冷えもほとんど感じません。
ラッセルでも汗冷えを感じなかったので避難小屋内ではジャケットを脱いでも大丈夫でした。
あとは靴・グローブを揃えれば岡山の雪山は完璧です。