大山逆縦走(詳細)
8月9日(木) 天候 快晴
最近山に登っていないので大山に行きたくなった。
無理を承知で吉備の中山さんにお願いしてみると大山ツアーを企画してくれた。
吉備の中山氏は大山の常連さんで非常に詳しい方です。
今回は大山の危険地帯を通過する コースとなりました。
一度でいいから大山最高峰の剣ヶ峰(1729m)に行ってみたいと思っていたので登山前は
緊張と期待が入り混じる複雑な心境でした。
コース
健康の森~文珠越~槍尾根~天狗ヶ峰~剣ヶ峰~弥山~夏山登山道~健康の森
レポート
※吉備の中山さんの記事
待ち合わせの北長瀬駅北口からフルスピードで吉備SAスマートICにAM9:00ジャスト
に滑り込む。 通勤割引の関係で吉備SAから100km以内は蒜山ICまでのようだ。
私は普段高速道路を全く使わないので勉強になる。
高速から登山口の健康の森駐車場まで約1時間40分(吉備SAから)で到着。
登山支度を整えて出発する。整備された緩やかな遊歩道をひたすら歩く。
小休止を挟みながら約50分程歩くとやっと槍ヶ峰が見えてくる。
この辺りからガレ場というか石がゴロゴロした道になり足を取られて歩きにくい。
おまけに登りも急になりズルズル滑りながら歩く。
それにしてもとにかく暑い!!
天候が良いのはいいが8月の本格的な登山は体力を予想以上に消耗する。
それでも鳥ヶ山(1448m)を見下ろせるぐらいまで高度を稼ぐ。
ここで吉備の中山さんが休憩しようと言う。
もう少し行けますと答えるが、この先が本格的な危険箇所なので休憩しないと足が疲労で
ふらつくとのアドバイスを貰う。
成る程!と納得し休憩する。この場所はオオバギボウシが沢山咲いてお花畑のようである。
ゆっくり休憩し歩きはじめる。
確かに狭い尾根が続く・・・・ ゆっくり尾根を踏みしめて慎重に進む。
「右にだけは落ちたらダメよ。。 助けに行けないから。。」と吉備の中山氏。
それもそうだと納得し(?)重心を落ちてもいい方向に意識する。
すると比較的安全に(??)歩く事が出来る。 気の持ちようかもしれません。
槍尾根核心部~鉄塔~槍ヶ峰南峰までどうにか進み吉備の中山さんに促され
槍ヶ峰南峰に立ってガッツポーズで記念撮影をする。思い出の一枚になった。
南峰から10分程歩くと天狗ヶ峰へ到着する。ユートピア小屋が小さく見える。
天狗ヶ峰からユートピア小屋までの尾根も案外厳しい道のようだ。
ここでゆっくりしたいところだが雲行きが怪しいので早々に剣ヶ峰に向かう。
15分で念願の剣ヶ峰へ着く。
大山の常連さん達はここでゆっくりミーティング(話し合い)をするらしい。
確かに思っていたよりも広い山頂なので語らうにはいい場所かもしれません。
今回の我々一行は天気が怪しいので小休止して弥山に向かうことにする。
途中最大の難所と言われるラクダの背を通過する。
あまり気持ちのいい場所ではないが思っていたよりもあっさりと通過できた。
ラクダの背
ラクダの背を通過後も痩せ尾根が続くが慎重に歩き続けて弥山の三角点に辿り着く。
振り返ってみると大山の険しさ・雄大さを実感できる。
弥山に到着し昼食にする。 中学生の団体さんを入れて約30名位で賑わっている。
二十数年前に私も中学登山したがしんどかったという思い出しかない。
あの時ガスガスで何も見えなかったが今日は隠岐の島もうっすらと見える好天なので
いい思い出になるのではないだろうか。
〈下山~健康の森〉
弥山からは夏山登山道~大山寺~横手道~県道~健康の森のロングコースとなりました。
それでも2人で色々な話をしながら歩けたのでよかったです。
しかし思っていたよりも長い道のりでした。
このコースを歩くなら車2台か自転車が必要だと思いました(上り坂多し)
今回出会った花達。。