那岐連山縦走

【岡山の山メーリングリスト】のメンバーと那岐連山縦走に行ってきました。

コース:声ヶ乢(広戸仙登山口)~広戸仙~滝山~那岐山~Cコース下山です。
メンバ:ファニィ隊長・Stephan・NIO・obusa・ティアラ
Tepco・吉備の中山・HUKUSIMA の計8名です。

これよりレポート
倉敷を4時過ぎに出発し途中でティアラさんと合流する。雨が強く降りしきる。
車中、山の話をしながら津山市内を抜け声ヶ乢に7時過ぎ到着する。
到着の少し前から雨は止んでいるが風強い。 しばらくしてファニィ隊長到着。
各自準備をしファニィ隊長より本日の登山についての注意を受けた後出発。
風は強いが雨が降っていないので快調な滑り出しだ。
30分程緩やかに登ると第一展望台に着く。 もちろん展望なし。
ここは別名「雲海の丘」というようだ。普段はいい景色が広がるのだろう。
晴天の時にもう一度登ってみようと思う。先程の展望台からすぐ第二展望台に到着する。
道から少し入ったところにありここで小休止。
小休止後出発する。 この辺りからTepcoさんのペースが落ちてくる。
山はしばらく行っていないようでかなりバテてきているようだ。
途中鎖場のある岩場を越えて展望岩に到着する。ガスがかかっており何も見えない。
ここでファニィさんからザックを背負う位置のアドバイスを受ける。
アドバイスのとうりやってみると確かに背負いやすく楽である。
いい事を教えて貰いました。展望岩は早々に出発する。

悪天候です
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すぐに第三展望台に到着する。広戸仙山頂だ。 那岐三座縦走の1つ目の山をクリアする
三角点談義がはじまる。三角点はどうやら地中に5~60㎝(確か?)埋まっているらしい。
もちろんファニィ隊長のお話であるがさすがに詳しい。
三角点の記念撮影を済ませて広戸仙山頂に向け出発する。

少し歩くと広戸仙山頂である。ここでしばし休憩をして滝山に備える。
ここからあがけ峠までは下りが続く。自衛隊演習の発砲音がよく響く。
あがけ峠からはいきなりの急登です。一同無言で登る。登る。登る。
このコースではこの登り返しが一番体力を消耗すると思う。
前回もここで苦戦した記憶がある。途中小休止を挟みながら滝山を目指す。
しばらく歩き滝山山頂に着く。2つめの山クリアです。
相変わらず風が強い。じっとしていると寒いので昼食予定の那岐山避難小屋に向け出発。
滝山~那岐山の縦走路は晴天時は遠くの稜線が綺麗に見え縦走の醍醐味を味わえるの
だがあいにくの天気なので残念です。稜線に出ると風が強く体が飛ばされる感覚になる。
Tepcoさんもここにきてかなりぺースが落ちている。 大丈夫だろうか?と心配だ。
滝山山頂から悪天の中約45分歩くと休憩舎に着く。
小休止し出発。ここから少し下り、最後の登りをむかえる。
TepcoさんのザックをNIOさんが担ぐ。Tepcoさんの負荷を少なくしている。
これもまた勉強になる。人間常に体調が万全とは限らない。
同行者が苦しいときの対処も必要になるであろう。
単独山行では学べないよさがグループ山行にはあると思う。
最後の急坂を登り切れば那岐山の三角点に到着する。
トイレ休憩を済ませ待ちに待った昼食です。三角点から約5分で避難小屋到着。
今日の天気だと避難小屋という響きがピッタリである。 ありがたい設備だ。
昼食はファニィ隊長が用意してくれた「アルファ米・わかめご飯」を頂く。
とても便利で美味しい。熱湯を入れるだけで15分~20分で食べることができる。
軽くて持ち運びが簡単な山食です。最近はホームセンターにも置いているそうです。
おいしく食事を済ませ那岐山山頂に足を運ぶことにする。
日が差しているが山頂もガスがかかっている。ティアラさん・吉備の中山さん・Stephanさんと記念撮影をして避難小屋に戻ることにする。雑談をしていると「晴れてきた」との声・・・・
慌てて小屋を出ると嘘のように見晴らしがよくなる。
全員嬉しくなり避難小屋を後にして那岐山三角点広場に戻ることにする。

晴れてきました。
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避難小屋&那岐山山頂
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ここで山座固定を全員で楽しむ。わかる山もあればわからない山もあるがいい展望です。
今日一日分の景色をゆっくりと眺める。 至福の時間である。
やっぱり山行は展望も大きな楽しみの1つである。 つくづく実感した。
30分程鑑賞しいよいよ下山開始。 少し寂しくもある。
滑る道を慎重に下る。 晴れてきて風が止むと暑くなる。体温調節をしながら大神岩到着。
大神岩からは那岐山のAコースの山々が正面に見えてきれいです。
水場に到着「那岐山の水」で力をつける。杉と檜の違いの説明を聞きながら下っていく。
いよいよ長い縦走も終了する。 いい山行でとても勉強になりました。


<縦走終了後>
定休日の「山の駅」にて20万分の1の地図を見ながら次回の山行を話し合う。
計画を立てるときが実は一番楽しいかもしれないと思う瞬間であった。
山談義を約一時間楽しみ帰路につくことにする。
声ヶ乢までの帰り道に塩手池に案内して貰い歩いてきた那岐連山を振り返る。
こんなに歩いたんだ・・と改めて思う。

塩手池にて
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<今回のコースタイム(FunnyFactory山岳部より拝借>
声ヶ乢7:40-8:12第一展望所8:21-8:32第二展望所8:39-1000m標識8:51-9:03展望岩9:07- 9:13爪ヶ城三角点9:19-9:25爪ヶ城山頂9:37-10:04あがけ峠10:07-11:10滝山山頂11:20- 12:05縦走路休憩舎12:11-12:38那岐山三角点12:42-12:47避難小屋14:05-14:12那岐山三角点14:43- 15:03大神岩15:16-16:05第三駐車場


<最後に>
快く岡山から車を出していただいたティアラさん本当にありがとうございました。

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