小豆島拇岳 一般ルート(赤いクラック5.9/AO)

3月28日(土) 晴れ

赤いクラックトポ1   ←ロクスノ68トポ

赤いクラックトポ2 ←ロクスノ68トポ

妻と 小豆島 拇岳でマルチピッチを楽しんできました。

新岡山港から始発のフェリーに乗って拇岳へ向かう。
たぶん6年ぶりぐらいの拇岳だが、割と覚えていて取り付きまで迷わず到着。



赤いクラックの取り付きは久々だ。
以前よりは威圧感を感じないが、最初に訪れた時の苦い敗退を思い出す。

1ピッチ目
赤茶けたクラックを右上していく。バランスが悪く足さばきが難しい。
クラックが終わり右に回り込んで少し登りピッチを切る。

2ピッチ目
出足が少し悪いが後は快適なガバを辿り左へトラバース。
立木をさらに左横に2mほど進みピッチを切る。

3ピッチ目
出足が少し悪い。凹角の中の立木に支点を取りつつ進む。
右に見えるケミカルボルトを見ながら左に大きくトラバースして大きなレッジでピッチを切る。

4ピッチ目

おそらく核心ピッチ。
傾斜が一番キツイピッチで左上しながらレッジへ出る。
直上ルートはホールドが乏しいのでアブミルートだと思う。
レッジからはホールドが乏しいフェイスを登る。ROCK&SNOW 067号によると5.10d/5.11aと書いてあるが、支点がしっかりしていれば5.10cぐらい?かな。
テンション入れながら何とかフリーで抜ける。
上部は易しいがランナウトする。

5ピッチ目
いよいよラストピッチ。左に見える支点は別のルートだと思う。
最初は右に回りやや左にトラバースして凹角を登ってカンテを右に回り込んで拇岳ピークに到着。
一番簡単なピッチだと思う。


久々のマルチピッチだったが充分楽しめました。
フェリーが高いからか、翌日が雨の予報の為かこの日は我々2名だけでした。

今回参考にしたトポは ROCK&SNOW 067号 P72・P73

使用したギア・60mシングルロープ
ヌンチャク 17本 ・スリング60cm5本・120cm3本
カム0.3~0.75各1セット

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