那岐山(1240.3m迄)

2月3日(日) 天候曇

クライミング企画が中止になったので那岐山に行ってきました。
トレースを期待して那岐山にしたのですがかなりの距離のラッセルになりました。
運の悪いことに今日1番目の登山者だったようです。
樹林帯はトレースの形跡があるのですが吹きさらしの箇所は登山道がわからず
案内テープに頼っての登りになりました。
今日ほどテープが有り難いと思ったことはありませんでした。
無雪期に数回登ったことがありますが雪が積もると全然違う道に感じます。


朝起きて家を出ると車に雪が積もっていた。
深夜にかなり降ったようだ。今年はこれで3回目だ。よく降る。
雪道の運転に不安はあったが行けるところまで行こうと思い出発。
国道429号も一部積雪があり少し走りにくかったが何とか那岐山の家に到着する。
準備を整え移動するが駐車場の坂でタイヤが滑ってしまい立ち往生。
仕方ないのでバックで引き返しすぐ下の空いたスペースに駐車する。
いつもより多い距離を歩くことになる。
しかしFF軽四+スタッドレスだがこんな坂も登れないのかと痛感した。
車はとても変えられないのでせめてチェーンだけは積んでおこう。
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第二・第三駐車場を過ぎて登山口へ。
ここまでは先行者のトレースがしっかりありました。
夫婦の登山者に挨拶をして先に行かせてもらう。
水場付近でトレースが無くなる。。。かつ膝下ラッセル状態なのでここでワカン装着。

             1009.5m峰
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ワカン装着してしばらく進むとトレースらしき形跡が見える。
つづら折れの道をひたすら登るが木が無くなるとまたトレースが無くなる。
テープを頼りに膝下ラッセルにあえぎ大神岩に到着。
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               大神岩にて
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後で見ると大神岩を出発して8合目に到着するまで約40分かかっているようだ。
無雪期のの3~4倍の時間が掛かっている。
この辺はあまり記憶にない。ひたすらラッセルしていた気がする。
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8合目を越えると見覚えのある道が続く。
三角点に行くには確か直登だったよなぁとか思いながら登る。
尾根筋を外さないようにしっかりと歩く。一気にガスが出て視界が悪い。
更に風が強くなる。寒い。
三角点まで行くが視界20~30m程度に感じる。
もちろん避難小屋も見えないし気温が低いため雪が固くアイゼンの方がいい状態だ。
滑っても嫌なので山頂は諦め下山する。 
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                エビの尻尾
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下山中5名の方とすれ違う。
1人は犬を連れて登っていた。散歩?? 元気な犬である。
大神岩を過ぎると晴れ間が出てくる。
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        水場(あまり出ていませんでした)
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帰りに蛇渕ノ滝を見学する。屋根の積雪60㎝だと思う。
どこから入溪するのだろう? などと考えながら見学する。
今年の夏には来るかも知れないなぁ。
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今日の積雪状況
計っていないのでわからないが多いところで1m以上はあると思う。
登山道の平均30~60㎝だと思われる。
ただ三角点は少し覗いていたので山頂付近は少ないかも知れません。
風が強いから積もらないのだろうか?

今回の装備
ザック(27L)
防水バック
ワカン
ストック
サングラス
軽登山靴(ゴアテックス)

ソフトシェルの上着
モンベルZEO-LINE M.W上
モンベルZEO-LINE M.W下
カーゴパンツ
カッパ下
毛糸の帽子
グローブ

携帯電話
地形図(2万五千)
コンパス
着替用下着上下
雪山用靴下
替えの靴下
予備軍手
ヘッドライト
予備電池
予備食料(カロリーメイト)

感想・・・今回は上は2枚の重ね着。 
     ソフトシェルの上着は非常に気に入っている。
     行動中はなるべく汗をかかないように工夫したい。
     下がタイツ+パンツ+カッパなので暑い。
     ハードシェルのパンツが欲しい。
     来シーズンは是非購入したいと思う。
     話は変わるが今日会った登山者6名(私も含む)の内5名がモンベル製品を着用していた。
     機能+価格となるとやはりモンベルに軍配が上がるのだろうか。
     最近のユーロ高等の影響もあると思う。

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